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眺め満喫 食も堪能 宮城オルレ開設1周年でトレッキング

リアス海岸の景色を楽しみながら歩く参加者
松島湾を眺めながら歩く参加者

 宮城県の気仙沼、東松島両市に昨年10月上旬にできた韓国版トレッキング「宮城オルレ」の「気仙沼・唐桑」「奥松島」(いずれも10キロ)両コースで29日、開設1周年を記念したトレッキングイベントがあった。爽やかな秋晴れの下、参加者たちは海沿いの美しい景色を楽しんだ。

◎迫力の海岸 眺め満喫 気仙沼・唐桑

 唐桑町観光協会が主催した気仙沼・唐桑コースのイベントには県内外から約120人が参加した。
 参加者は地元ガイドの案内を聞きながら、美しいリアス海岸の眺めや東日本大震災の津波で打ち上げられた津波石などを約5時間かけて見て回った。
 昼には地元の婦人団体がかき汁でもてなした。ゴール地点ではオルレを通じて交流ができた佐賀県唐津市から取り寄せたサザエのつぼ焼きが振る舞われた。
 仙台市若林区の主婦芳賀まき子さん(69)は「海から吹く爽やかな風が心地よかった。テレビで見るよりも海岸は迫力があった。また歩きたい」と話した。
 町観光協会によると昨年の開設後、28日現在で延べ3086人がコースを利用した。

◎秋の東松島 食も堪能 奥松島

 奥松島コースであった「記念オルレ」には国内外の約200人が参加し、秋の奥松島の景色を楽しみながら汗を流した。
 途中の月浜海水浴場では東松島名物の「のりうどん」と、九州オルレのコースがある長崎県南島原市特産の「南島原そうめん」が振る舞われた。
 参加した石巻市の公務員高橋一登(かずのり)さん(46)は「参加者が多く、にぎやかで楽しかった。紅葉が深まる時季にもう一度歩きたい」と話した。
 記念オルレの前には、復興再生多目的施設「あおみな」で式があり、渥美巌東松島市長や韓国・済州(チェジュ)島の認定機関「済州オルレ」の安殷周(アンウンジュ)常任理事らが参加した。東松島市によると開設以来のコース利用者は8月末現在で約9400人。


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2019年09月30日月曜日


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