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コメ作況指数 宮城県内全域「やや良」、南部で収量減か

 東北農政局が30日発表した2019年産水稲の作柄概況(9月15日現在)によると、県内の作況指数は「やや良」(102〜105)の103、10アール当たりの予想収量は前年と比べ3キロ増の554キロだった。
(1面に関連記事) 地域別の作況指数と10アール当たり予想収量は図の通り。この時期に全4地域で「やや良」となるのは2年連続。ただ、18年産は最終的には101の「平年並み」に下方修正した。
 19年産も10アール当たり予想収量が533キロの中部、525キロの南部はともに前年比8キロ減。8月中旬以降の日照不足が影響し、登熟(もみの実入り)が若干進んでいないとみられる。
 7月下旬以降、高温が続き、生産者からは「米粒が乳白色に濁り、1等米比率が下がっている」との指摘も出ている。農政局が30日公表した県内産の1等米比率は57.8%(8月末現在)にとどまる。十分な収量と品質を確保できるかどうかは未知数だ。
 県内の主食用米作付面積(6万4800ヘクタール)、予想収穫量(35万9000トン)はともに県農業再生協議会が事前に設定した19年産の生産量の目安(6万4261ヘクタール、34万2668トン)を上回った。
 飼料用米からの転換が進んだことが理由とみられ、農政局の担当者は「米価が安定していることに加え、事前契約が順調に進んでいることが後押ししているようだ」と分析する。


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2019年10月01日火曜日


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