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消費税10%スタート 変わらぬ客足、支出は慎重 仙台の小売店

レジ前には店内で飲食する場合の申告を呼び掛ける表示が掲げられた=1日午前10時30分ごろ、仙台市青葉区のイオン仙台店

 消費税率10%初日となった1日、仙台市内の小売店は消費の落ち込みを防ごうとセールやキャンペーンを打ち出した。客足は増税前と変わらない一方、2%の負担感もあり、支出に慎重な買い物客も目立つ。

 青葉区のイオン仙台店は、生鮮品が中心の「火曜市」を開催。電子マネー「WAON(ワオン)」のポイントを5倍にする還元キャンペーンの効果もあり、客足は普段通りだという。
 同店を訪れた青葉区の無職高橋隆司さん(76)は「セールの日に賢く買い物するよう心掛ける。雑誌や本の購入は諦めないといけないかもしれない」と話す。
 同区の商店街にあるドラッグストアの店先には「値引き」「還元」の文字が踊った。眼鏡店、かばん店も「半額セール」の表示を掲げ、早くも値引き合戦の様相を呈している。
 買い物に訪れた東松島市の主婦石垣優子さん(67)は「今日は(8%に据え置きの)食料品だけ。靴も欲しいけど、10%なので値段を見てから考えないと…」と思案する。
 増税とともにキャッシュレス決済によるポイント還元も始まり、対象店舗の赤いポスターも目立った。
 一番町四丁目商店街のバッグと雑貨販売「ナカガワ」の中川英毅社長(77)は「決済サービスが乱立して複雑だが、キャッシュレス決済は今後普及する。客の買い物ニーズに合わせるのが一番だ」と語った。


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2019年10月01日火曜日


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