宮城のニュース

「ぼけますから、よろしくお願いします。」 認知症の母を撮った1200日の記録、19日に仙台で上映

信友さんの両親((C)2018「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会)

 認知症を患う母親のあいさつをタイトルにしたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」が19日午後1時、仙台市青葉区の仙台国際センターで上映される。
 ドキュメンタリー番組の制作に関わるテレビディレクターの信友直子監督が、広島県呉市で暮らすアルツハイマー型認知症の87歳の母と、耳の遠い95歳の父の日常を自ら撮影した。徐々にできないことが増え、戸惑い苦しむ母。淡々と運命を受け入れ、鼻歌交じりで家事をする父。仕事を辞める決心がつかず自責の念を抱く一人娘に、父は「あんたはあんたの仕事をしんさい」と諭す。両親の姿を記録することが使命と考えた信友監督は、取り乱す母にもカメラを向けた。
 1200日の赤裸々な映像には、60年連れ添う夫婦の絆や老いても変わらぬ親心が映し出される。反響の大きかったテレビ番組を基に追加取材と再編集をして映画化、昨年11月に公開した。全国の約100館で上映され、10万人以上を動員した話題作。102分。
 上映会は、仙台市認知症疾患医療センターとして認知症の啓発を続ける仙台西多賀病院が主催する。参加無料。定員280人で申し込みが必要(先着順)。7日締め切り。詳細は仙台西多賀病院のホームページで。連絡先は同病院医療福祉相談室022(245)2122。


関連ページ: 宮城 社会

2019年10月02日水曜日


先頭に戻る