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<いぎなり仙台>ブームはいま![1]味ある写り 女性に人気/レンズ付きフィルム

「写ルンです」(右)と最新型の「チェキ」
「写ルンです」を紹介する高橋さん。実はこの写真も「写ルンです」でフラッシュをたいて撮った1枚

 富士フイルム(東京)が1986年に発売し、大ヒットとなったレンズ付きフィルム「写ルンです」が、今も仙台圏で根強い人気を集めている。デジタルカメラの性能が向上する一方、フィルムならではの味わいが受けているという。
 仙台市泉区の「カメラのキタムラ仙台・泉店」では、1カ月に約20個が売れている。購入者の大半が10〜20代の女性客だ。
 店長の高橋圭さん(45)は「(写ルンですの)現像に訪れる方の3分の2がデータをCDに焼いたり、スマートフォンに転送したりするサービスを利用している」と話す。
 青葉区のカメラ店に勤める鈴木奈々さん(27)=多賀城市=は旅行に携帯し、現像後は会員制交流サイト(SNS)に投稿している。「フィルムにしか出せない色みが、後で写真を見返したときに懐かしさを引き出してくれる」と話す。
 キタムラ仙台・泉店にはインスタントカメラ「チェキ」もあり、写ルンです同様、根強いファンがいる。高橋さんは「結婚式などで、写真をすぐ手渡ししたいときに便利」と紹介する。
(栗原康太朗)

[写ルンです]販売中の「写ルンです シンプルエース」は27枚の使い切り。幅約11センチ、高さ約5センチ、奥行き約3センチ。富士フイルムによると、世界で累計17億個以上販売し、うち約3割は国内で売れた。チェキは1998年に同社が発売。自撮りを手助けする鏡がレンズの横に付いている機種もある。

 仙台圏の名所や話題を取り上げるシリーズ「いぎなり仙台」。今回は昔流行した物が仙台で今どうなっているかを紹介します。


2019年10月02日水曜日


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