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空き家対策に担当職員 地域おこし協力隊員を起用 釜石市

野田市長(左)から辞令を受け取る折居さん

 岩手県釜石市は1日、新たに着任した地域おこし協力隊員の折居ゆかさん(41)を総合政策課の空き家利活用コーディネート担当に任命した。非常勤職員として空き家バンクの運営や移住相談の窓口業務を担う。
 折居さんは北上市出身。大学を卒業後、陶芸家になって茨城県笠間市に工房を構えたが「山の中から海が見える場所に住みたい」と移住を決断した。実家に近いこともあり、釜石市の協力隊員募集に応じた。
 折居さんは「移住を経験し、今も理想の空き家を探す身として、とてもやりがいがある。早く地域に溶け込み、皆さんの後押しをもらえるように頑張りたい」と抱負を語った。
 釜石市の空き家は2016年度調査で831棟。現在はさらに増えたとみられる。市は16年7月に空き家バンク制度を設けたが、現在の登録は7棟にとどまり、制度の周知と物件の確保が課題になっている。
 野田武則市長は「空き家問題は大きな市政課題。コーディネート担当を置くのは初の取り組みとなる。定住促進、起業支援と組み合わせて利活用を進めてほしい」と期待した。


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2019年10月03日木曜日


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