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サンマやっと初水揚げ 宮古市魚市場

今季初のサンマの水揚げ作業=2日午前5時20分ごろ、宮古市魚市場

 宮古市魚市場で2日、待望のサンマの初水揚げがあった。10月に入ってからの初水揚げは記録が残る2003年以降で最も遅い。漁獲量は少なく魚体も小ぶりで、市場関係者の表情は曇りがちだ。
 長崎県雲仙市の第6太喜丸(168トン)が入港し、宮古沖東南東の公海で漁獲した12トンを水揚げ。魚体は80〜100グラムが中心で、1キロ当たり600〜700円の高値で取引された。
 高津雄基漁労長は「34年やっていて、これほど厳しい状況は初めて。漁場では各国の漁船との競争になっている」と話す。
 昨年の初水揚げは8月29日で115トン。9月末までに1290トンの水揚げがあった。これまでで最も遅い初水揚げは17年の9月23日だったが、今年はさらに遅れた。
 須藤水産(宮古市)の須藤征雄社長は「サイズが小さく、今後の見通しが立たない」と言葉少な。市魚市場の大沢春輝参事は「漁は12月まで続く。これからに期待したい」と語った。


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2019年10月03日木曜日


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