
自動稲刈りを知事が体験 宮城・東松島で実演会
ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業機械の実演会が3日、宮城県東松島市野蒜であり、村井嘉浩知事が自動走行のコンバインで稲刈りを体験した。
同市の農業生産法人「アグリードなるせ」の水田で実施。衛星利用測位システム(GPS)を搭載した自動運転補助機能付きコンバインを利用した。
約200人が見学する中、村井知事はハンドルから手を離し、両手を上げた状態で約50メートルにわたって稲を刈った。コンバインからは収量や水分、タンパク質などのデータが送られ、モニターに表示された。
村井知事は報道各社の取材に「スイッチを押すだけで稲刈りができ、農業経験がない人でも良い作物が作れるようになる。スマート農業をどんどん進めていきたい」と語った。
2019年10月04日金曜日