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仙台市議選の低投票率、報道のせい?選管が市議会で答弁

 8月25日に投開票された仙台市議選で、投票率が過去2番目に低い36.07%にとどまった理由に関し、市選管は3日の市議会総務財政委員会で「(7月の)参院選に比べ、テレビや新聞などで候補者の情報が少なく(有権者の)関心が高まらなかった」と説明した。
 市選管が実施した選挙啓発活動の効果など、自らの投票率向上策への評価は言及がなく、低投票率の責任をメディアに転嫁したと受け取れる発言。質問した議員は「あまりにも当事者意識を欠いた答弁で驚いた。これではいつまでも低投票率のままだ」とあきれた。
 市選管選挙管理課の吉城宗隆課長は委員会で「投票率が伸びなかった理由はさまざまあるが、参院選は争点や対立軸が明確なのに対し、市議選は争点や対立軸がなかなか見えにくい」と解説。「選挙期間も国政選ほど長くなく、伸び悩みにつながる」などと述べた。
 開会中の市議会9月定例会では、お盆期間と重なった選挙日程、大学キャンパス内への期日前投票所設置の消極姿勢など、市選管の取り組みを疑問視する声が相次いだが、吉城課長は低投票率の理由には挙げなかった。「これから詳細の分析をする」とも語った。
 委員会後、質問した小野寺健議員は「私見を述べたのかもしれないが、まるで評論家。低投票率をメディアのせいにして、自分たちが選挙を執行するという意識が希薄だ」と批判した。


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2019年10月04日金曜日


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