青森のニュース

再処理工場審査 規制委が現地調査終了 活断層中心に議論へ

ボーリング試料について説明を聞く石渡委員(後ろ中央)ら

 原子力規制委員会は4日、日本原燃が稼働を目指す使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準への適合性審査に関する現地調査を終了した。調査結果を踏まえ、今後の審査会合で議論を進める。
 現地調査は3日に始まった。4日の調査は、過去の噴火で工場敷地内に堆積した火山灰の地層の厚さを確かめることが主な目的。地震・津波分野が担当の石渡明委員と原子力規制庁の職員11人が訪れた。
 石渡委員らは、敷地内外の計88地点で採取したボーリングのコア(試料)を観察。それぞれのコアの地質や、「火山灰の厚さは43センチ」という原燃の評価が妥当かどうかなどを調べた。
 調査後、石渡委員は「コアを見て納得できた部分はあったが、依然として疑問点はある。火山灰の審査にはあまり時間がかからないと思う」と強調。3日に調べた活断層「出戸西方断層」についての議論が、今後の審査会合で中心になる考えを示した。
 原燃の金谷賢生技術本部副本部長は「説明は十分にできた。指摘を受けた部分を大至急検討して審査会合で説明したい」と話した。


2019年10月05日土曜日


先頭に戻る