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<宮城県議選>高まる臨戦モード 県議会閉会後、初の休日 現職「実績掲げ支持者回り」 新人「浸透狙い街へ催しへ」

街頭に立って、支持を求める立候補予定者=5日午後、仙台市内

 宮城県議会9月定例会閉会後、初の休日となった5日、県議選(18日告示、27日投開票)の立候補予定者は一斉に地域へ飛び出し、事実上の選挙戦をスタートさせた。イベント会場で名前を売り込んだり、会合を開いたりして、支持拡大に汗を流した。
 県北部の自民党現職は2カ所で県政報告会を開いた。支持者に県道の歩道整備などの実績を訴え、「地域で生活したいと願う若者を育てたい」と強調。党の元国会議員や同僚県議が応援に駆け付け、与党の強みを前面に打ち出した。
 仙台市内の自民新人は、市中心部であいさつ回りに奔走。地元市議と訪れた秋祭りでは、町内会長や家族連れに名刺を次々と配った。「名簿で確認しながら小まめに回っている。とにかく動く」と先を急いだ。
 立憲民主党新人は地域の祭りに参加した後、市地下鉄の駅付近で街頭活動を展開。党県連幹部と並んで、乗降客に手を振った。「多くの有権者に名前を知ってもらいたい」と懸命に呼び掛けた。
 支援者回りを本格化させたのは、公明党現職。定例会が閉会し「投票日まで3週間。ようやく活動に専念できる」と意気込む。薬物乱用を規制する取り組みなどの実績を掲げ、支持固めに躍起だ。
 共産党現職は、仙台市内であった女性支持者の会に出席した。水道3事業の運営を民間に委ねる県の計画や、東北電力女川原発2号機の再稼働に言及し「皆さんの力を借りないと当選できない」と訴えた。
 社民党現職は、市南部で総決起集会を開催した。地元の町内会や商店街から集まった約150人の支持者を前に、「これまでにも増して厳しい選挙。勝ち抜く力を与えてほしい」と涙ぐみながら支持を求めた。
 県南部の無所属新人は、地元漁港近くであった水産祭りに顔を出した。知人を見つけると「よろしくお願いします」と声を掛けた。告示まで2週間を切り、「地道に歩き、浸透を図っていく」と語った。
 「選手交代」と書かれたのぼり旗を掲げて街頭演説したのは、県北沿岸の無所属新人。交通量が多い交差点に立ち、「被災者の心のケアなど課題は山積。復興の先を見据える政治家が必要だ」と声を張り上げた。


2019年10月06日日曜日


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