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女川もサンマ初水揚げ 例年より1ヵ月遅く 市場関係者「ここ40年で最も遅い」

今季初めて水揚げされたサンマ

 全国有数のサンマの水揚げを誇る宮城県女川町の女川魚市場に5日、今季初めてサンマが水揚げされた。例年より約1カ月遅く、市場関係者は「ここ40年ほどで最も遅い初水揚げ」と先行きを不安視する。
 宮城県石巻市の第1栄久丸(198トン)が、北海道根室沖東方の公海で漁獲した54トンを水揚げ。120〜140グラムの中型が主体で、1キロ当たり380〜700円の高値が付いた。
 浅野新二漁労長(70)は「漁場が遠く、群れを見つけるのが大変。ようやくまとまった量が捕れたがまだ安心できない」と話す。
 同市場によると、昨年の10月上旬は1日当たり約200トンの水揚げがあった。同市場の加藤実社長は「今年は大変厳しい状況」と危機感をにじませる。「シーズン初頭に比べれば脂乗りの良いサンマが揚がった。消費者が安定した価格で安心してサンマを食べられる状況になってほしい」と期待を込めた。
 同市場買受人協同組合の石森洋悦理事長は「やっと来たという感じ。不安だらけだが今後は連日の水揚げを期待したい」と話した。


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2019年10月06日日曜日


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