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復興の日本酒さあ一献 酒米育てた宮農高生、特別純米酒「宮農 復興太鼓」販売

自分たちで栽培した酒米で造った日本酒を買い物客に紹介する生徒(中央)

 宮城農高(宮城県名取市)の生徒が5日、仙台市青葉区の藤崎で、特別純米酒「宮農 復興太鼓」の販売などに挑戦した。生徒たちが栽培した酒米で造られた酒で、酒米を栽培する取り組みの紹介なども行った。
 同校作物専攻班の8人が、開催中の物産展「宮城うまいものと優れもの市」会場で、アピール。買い物客に「宮農 復興太鼓」に使われた酒米「蔵の華」についてパネルで説明し、酒の試飲なども勧めた。
 東日本大震災の津波で被災した同校では、2012年から震災復興の一環として、県の奨励品種酒米「蔵の華」を栽培している。今年は50アールの学校水田で約560キロを収穫した。金の井酒造(宮城県栗原市)と連携して、専用のたるで醸造してもらっている。
 3年の金子海胤(かい)さん(18)は「低農薬で栽培しようと工夫してきた。自慢の酒米で造った日本酒を販売できるのはうれしい」と話した。
 「宮農 復興太鼓」は四合瓶1540円、一升瓶3080円。藤崎や名取市の石井商店などで販売している。


2019年10月06日日曜日


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