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Jヴィレッジで本格ちゃんこに舌鼓 復興イベント「ふたばワールド」盛況

ネクタイ姿で塩ちゃんこ鍋を振る舞う花田さん

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡8町村の復興イベント「ふたばワールド」が5日、サッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)であった。避難先からも住民らが集まり、食や芸能を通じて古里を感じ、交流を楽しんだ。
 原発事故の対応拠点になり、4月に全面再開したJヴィレッジに主催者発表で過去最多の約3万2500人が来場。郡内産の野菜を使った塩ちゃんこ鍋が1000人以上に振る舞われた。監修した元貴乃花親方(元横綱)の花田光司さんは「地元野菜の味を感じられるよう塩味にした」と自信作を説明した。
 舞台では芸能団体が踊りや演奏を披露。約90のブースには地元店が並び、町村や団体も活動を発信した。
 Jヴィレッジはラグビーワールドカップでアルゼンチン代表の公認キャンプ地になった。楢葉町はラグビーボールを投げて的を通ると特産品がもらえるゲームを企画し、人気を集めた。
 双葉地方広域市町村圏組合などの主催で、震災後7回目。富岡町から福島県いわき市の災害公営住宅に避難する菅沼昌好さん(84)は「毎年来ているが、子どもたちが増えてにぎわいが増した。元気になった」と話した。


2019年10月06日日曜日


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