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土の恵みに再生実感 仙台の被災農地で親子連れらサツマイモ収穫

サツマイモを収穫する親子連れ

 東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区三本塚の畑で6日、農業体験企画「おいもプロジェクト」があり、親子連れら33人がサツマイモの収穫を楽しんだ。若林区沿岸地域で農業や地域再生支援に取り組む大学生を中心としたボランティア団体「ReRoots(リルーツ)」が主催した。
 参加者は地元農家の指導を受けながら、周囲の土を丁寧にかき分けて収穫。子どもたちは幾つも連なった大きなサツマイモを持ち上げて歓声を上げた。
 5月の植え付けと8月の手入れ作業にも参加した、仙台市富沢小1年の村井郁斗君(6)は「大きくなっていてうれしい。いっぱい取れて山積みになった」と笑顔だった。
 プロジェクトは、農作業を通じて被災地の現状や地域の魅力を知ってもらおうと2013年に始まった。11月にはサツマイモをスイートポテトに加工して販売する店舗を若林区沖野にオープンさせる計画も進む。
 プロジェクトリーダーの東北大2年久保直子さん(20)は「地域の人たちや子どもたちが一緒になって楽しんでくれてうれしい。今後も地域の魅力を伝える活動を続けたい」と話した。


2019年10月07日月曜日


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