福島のニュース

JR只見線魅力向上へ 福島県が実証事業 車内販売や絶景地で低速走行

只見線車内で乗客に沿線の魅力を紹介する酒井さん(右)

 2011年の新潟・福島豪雨で被災し、一部不通になっているJR只見線の魅力を高める福島県の実証事業が会津柳津(柳津町)−会津川口(金山町)駅間で始まり、沿線住民による特産品販売などが6日に行われた。来年2月まで実証し、21年度の全線運行再開に合わせた事業化を目指す。
 2両編成に約20人が乗車した車内では、只見線地域コーディネーターの酒井治子さんがアワまんじゅう、天然炭酸水など沿線の特産品を販売するとともに観光パンフレットを手渡し、地域をPRした。
 列車は絶景ポイントの第1只見川橋りょう(三島町)などを通過する際、スピードを落として低速走行したほか、車窓の見どころを解説する音声ガイドを放送した。
 今後は紅葉の時季に合わせて、只見線の乗車と周辺観光を組み合わせた会津若松駅発の周遊バス運行、奥会津の食材を使った懐石弁当の販売などを計画する。
 実施日は期間中の土日祝日(1月1日を除く)計48日間。各日上下計4本で行う。県只見線再開準備室の村田文夫室長は「本年度の成果を次年度の実証につなげ、JR東日本の協力を得て事業化したい」と話す。


関連ページ: 福島 社会

2019年10月07日月曜日


先頭に戻る