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豚コレラ、初動万全に 宮城県が市町村と情報連絡会議

豚コレラの防疫態勢と、発生時の対応を確認した連絡会議

 2018年9月に岐阜市で国内26年ぶりに感染が確認された豚コレラが、埼玉県で発生したことを受け、宮城県は7日、市町村の担当者を集めた情報連絡会議を県庁で開き、発生に備えた防疫態勢の構築と発生時の対応を確認した。
 22市町の畜産担当者が出席。今年4月に県が策定した豚コレラの防疫マニュアルに基づき、感染が疑われる豚が見つかった際の初動対応を説明。消毒ポイントの設営や人手と資機材の確保、感染範囲を把握するための発生農場に出入りした人と車両の調査などへの協力を求めた。
 豚コレラは野生イノシシなどを介して感染する。県は18年9月以降、事故死を除く野生イノシシ18頭の死骸を検査し、全て陰性だったと報告。今後は駆除で捕獲したイノシシの検査も検討する方針を示した。
 イノシシの防護柵設置については、国が費用の半分を補助する事業を説明し、県独自の補助についても「検討中」とした。
 県によると、県内では150戸の農場で18万5082頭(3月末現在)が飼育されている。県畜産課の西清志監視伝染病対策専門監は「いつ東北に入るかと強い危機感を持っている。野生動物の侵入対策と、殺処分など発生時のシミュレーションを進める」と話した。


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2019年10月08日火曜日


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