宮城のニュース

カツオ漁船、気仙沼港に続々 台風19号接近で三陸沖から避難

台風に備えて避難したカツオ一本釣り船を係留する漁船員

 台風19号の接近に備え、気仙沼漁港には11日、脂の乗った戻りガツオの漁場となっている三陸沖で操業していたカツオ漁船が続々と入港した。
 早朝に水揚げを終えた漁船員たちは午前中、ロープで船を岸壁に固定するなどして台風に備えた。この日は約20隻が港に避難した。漁業関係者によると、12日の午前中まで漁船の避難が続く。
 11日朝に約12トンを水揚げしたカツオ一本釣り船「第83佐賀明神丸」(高知県黒潮町)の明神学武漁労長(45)は「台風で水温などが変わると、群れが別の場所に移ったり、カツオがより深い場所に潜ったりする可能性がある。漁船が一斉に避難し、カツオの群れに関する最新の情報交換もできなくなる」と不安がる。
 今年4月に開通した気仙沼市の気仙沼大島大橋は、橋の風速計で10分間の平均風速が25メートルを超えると通行ができなくなる。県気仙沼土木事務所は開通以来初めてとなる橋の封鎖も考慮し、両側の門を閉じる作業に当たる業者に警戒を呼び掛けた。
 土木事務所の担当者は「これまでにない規模の台風が予想されている。万が一に備えて準備する必要がある」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年10月12日土曜日


先頭に戻る