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不登校の児童や生徒、体力面も注意を 仙台のNPOなど秋田で意見交換

不登校支援の在り方について意見交換する土佐代表(左)ら

 不登校の児童や生徒を支援するNPO法人ミヤギユースセンターとフリースクールだいと(ともに仙台市)は12日、秋田市で、子どもが学校への登校を拒む背景やその支援策を探るシンポジウムを開いた。秋田県内の保護者ら約10人が参加した。
 ユースセンターの土佐昭一郎代表は、全国ワースト水準の不登校率が続く宮城県で、いじめや友人関係の悩みを理由に登校できなくなるケースが増えている現状などを報告した。
 不登校による子どもの学力低下を心配する親に理解を示した上で「家での生活が長引いて体力が低下すれば学校復帰も遠のく」と指摘。「勉強はやれば取り返せるが、支援するにも子どもの体力が不可欠だ。生活習慣病などには気をつけてほしい」と助言した。
 だいとの石川昌征代表は、通信制高校との連携事例を紹介した。生徒の体調や心情に合わせた通学日程や学習ペースに配慮してもらえるよう、家庭の意見を踏まえて学校側と調整する役割の重要性を説いた。
 だいとで生徒指導に当たる和田啓人教諭(25)は、フリースクールでは多世代交流やボランティア体験を通じて、対人関係などを学べると解説。「学校以外にも、より良い人生を送れる場所があると知ってほしい」と話した。


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2019年10月13日日曜日


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