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台風19号 交通混乱 長期化も 鉄道・高速道 複数に被害

東北新幹線の運転再開を前に改札前で待機する利用客=13日午後4時ごろ、JR仙台駅

 宮城県内の交通機関は13日、東北、仙山など複数の在来線が始発から運転を見合わせ、多くの幹線道路が通行止めになるなど影響が続いた。
 JRは仙石線の一部区間で運転を再開。各線で大きな被害を受けた箇所が多く発生し、全線復旧は14日以降になる見通し。
 高速道路は県内を通る東北道などが広い範囲で通行止めになった。三陸沿岸道は三滝堂−小泉海岸インターチェンジ(IC)間で路盤の崩落や土砂崩れが複数発生。両IC間を除く全線で午後2時半までに通行止めを解除したが、復旧に1週間以上かかるという。
 県などによると、国道は午後5時半現在、4号、45号など約40カ所、県道は午後3時現在、約90カ所で通行止めとなった。
 空の便は、仙台空港発着の国内線25便が欠航した。滑走路の冠水はなく、空港施設に被害はなかった。

◎仙台駅で足止め 諦め顔

 JR仙台駅では、台風が県内を通過した13日も、混乱が続いた。
 新幹線改札前には午前9時ごろ、座り込んで運転再開を待つ人の姿が見られた。午前6時ごろから待機していたという埼玉県新座市の会社員郡由美さん(47)は「社員旅行で山梨に行くため、始発に乗る予定だった。間に合えばいいが」と肩を落とした。
 友人の披露宴に出るため埼玉県に向かう予定だった仙台市太白区の市職員女性(26)は午前から運転再開を待ち続けたといい「もう披露宴が始まってしまったので、今日は行くのを諦めた。友人の門出を祝えなくて本当に残念」と話した。
 午前11時ごろからは、利用者が運転再開を見込み、新幹線の変更やチケットの払い戻しを求め、窓口周辺に長い列をつくった。若林区の自営業佐竹正幸さん(58)は「どうにか今日中に東京都内に入りたかった。午後に動くと聞いてほっとした」と語った。


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2019年10月14日月曜日


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