宮城のニュース

登米・津山で唯一の医院が壊滅状態に 北沢川や南沢川が氾濫

診察室や医療機器などが水没したクリニック=13日午後2時50分ごろ、登米市津山町

 宮城県登米市津山町では、町内を流れ北上川に注ぐ北沢川や南沢川が氾濫し、床上や床下浸水などの住宅被害が多数出た。市によると、被害は横山地区を中心に50世帯以上に上るとみられる。
 津山で唯一の内科・外科医院である柳津地区の「おおともクリニック」は、平屋の建物が約2メートルほど浸水。待合室や診察室、エックス線室などが水没した。
 窓ガラスには大人の身長より高い位置に泥水の跡がくっきり残る。カルテや医療機器なども泥だらけになり診療ができなくなった。
 大友信也院長(62)は「十数年ここで開業しているがこんなにひどい被害は初めてだ。患者さんがいない時間帯だったことが唯一の救い」と肩を落とした。
 国道45号沿いの「道の駅津山 もくもくランド」でも建物が浸水。店舗が壊滅状態になった。被害は特産の木工品や野菜など約2000点以上に上り、津山木工芸品事業協同組合の佐々木喜市理事長(68)は「丹精込めて作った品物が台無しになった。いつ再開できるのか見当すらつかない」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年10月14日月曜日


先頭に戻る