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浸水被害500棟超す 河川氾濫の宮城・丸森、大郷など 医療機関19施設で被害

 台風19号に伴う猛烈な雨による影響で、県内では15日、宮城県丸森町や宮城県大郷町をはじめ河川が氾濫し住宅街などが浸水した各地で、警察や消防などによる救助活動や行方不明者の捜索が続いた。丸森町中心部など一部地域で浸水が解消され、住民らは家屋や農地などの復旧作業などに追われた。
 県内の死者は13人(15日午後9時現在)。宮城県石巻市内で宮城県栗原市の夫婦が亡くなったことなどが新たに明らかになった。
 吉田川左岸の堤防決壊で流域の集落に濁流が流れ込み、甚大な浸水被害が出た大郷町粕川地区では、災害復旧作業が本格化した。
 県によると、住宅被害は一部損壊が46棟、床上浸水が244棟、床下浸水が343棟が確認された。7市町の計25カ所に設けられた避難所に、少なくとも92世帯計696人が身を寄せている。
 農業関連被害額は計約13億600万円。19市町で農地の冠水や農作物への被害があった。
 水道管の破損などで、丸森では全域の3448世帯(9821人)で断水が継続。石巻市、宮城県川崎町の計369世帯(634人)でも断水が続いている。
 医療機関は10市町計19施設で被害が確認された。仙南中央病院(宮城県柴田町)は当面診療を中止する方針。駐車場などが浸水した公立黒川病院(宮城県大和町)は15日に診療を再開した。
 県教委によると、県立の高校、特別支援学校は15日、16校が臨時休校した。1校が始業時間を遅らせ、1校が終業時間を早めた。仙台市を除く市町村立の小中学校は小学校23校、中学校6校が休校。小学校1校が始業時間を遅らせた。
 交通は、JRの在来線が仙山線と一部区間を除く東北線で運転を再開。三陸沿岸道は一部区間で通行止めが解除された。


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2019年10月16日水曜日


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