宮城のニュース

道路寸断、停電続く 孤立状態の宮城・丸森筆甫地区

町中心部に通じる丸森霊山線は寸断され、筆甫地区は一時孤立状態になった=15日午後3時50分ごろ、宮城県丸森町筆甫川下

 台風19号の被害で主要道路が寸断され、孤立状態にあった宮城県丸森町の筆甫(ひっぽ)地区に15日午後、記者が入った。現在、筆甫地区へのルートは2本あるが、ともに道路の崩落や土砂崩れのため、大型車両が通行しにくい状態が続いている。
 地区内では南東に流れる内川の水があふれ、水田に岩や流木が流れ込んだ。土砂崩れも至る所で発生し、自宅にいた男性1人が死亡した。県道には住民が重機で寄せた土砂が残り、支流が氾濫して道路が寸断した場所もあった。
 避難所の筆甫まちづくりセンターには12〜13日に25人が避難。15日現在も男性1人が残る。停電は続いているが、非常食や毛布をはじめとする支援物資はヘリコプターなどで運ばれ、自家用のコメや野菜でしのいでいる家が多いという。
 筆甫地区に住む町職員木皿理(おさむ)さん(61)は「県道が復旧しないと通勤や通学が困難になる。中心部に直接行ける道を早く復旧してほしい」と住民の願いを代弁した。
(報道部・鈴木拓也)


関連ページ: 宮城 社会

2019年10月16日水曜日


先頭に戻る