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「自宅再建まで仕方ない」 大郷・粕川地区住民、避難所に移動 長期化の様相に不安も

地区住民が集まり始めた避難所=15日午後5時25分ごろ、大郷町のフラップ大郷21

 吉田川の氾濫で甚大な被害が出た宮城県大郷町粕川地区の住民が15日、道の駅おおさと近くのフラップ大郷21に開設された避難所に移動した。139世帯434人(9月末現在)のうち、15日正午現在で43世帯119人が利用を希望している。
 午後4時過ぎから布団や衣類などを抱えた住民が避難所に集まった。段ボール製の簡易間仕切りで区切られたスペースで、慌ただしく荷ほどきを進めた。
 地区東側の土手崎行政区の伊藤稔区長(65)は「自宅が再建できるまでは仕方ない。少しは安心して暮らせると思う」と話した。
 吉田川の氾濫で住民の多くは床上浸水の被害を受けた。12日から、吉田川を挟んで北側の町乳幼児総合教育施設「すくすくゆめの郷(さと)」と南側の町文化会館の2カ所に、最大約150人が身を寄せていた。
 避難の長期化は避けられない様相を呈しており、地区西側の中粕川行政区の赤間正区長(68)は「道路や田んぼにがれきが残る。一日も早く家に戻れるように、がれき置き場の確保や重機が入れるようにしてほしい」と願った。


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2019年10月16日水曜日


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