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名蓋川決壊で水田から多量の稲わら流出、宅地覆う 大崎・古川

稲わらが水に浮かんだままの遠藤さん宅=14日午後3時ごろ

 宮城県大崎市古川矢目では名蓋(なぶた)川が決壊し、水田から多量の稲わらが流出して付近の住宅敷地に流れ込んだ。
 行政区長らによると、13日午前2時半以降に決壊し、住宅8棟が床上浸水、27棟が床下浸水の被害を受けた。周辺の大豆畑も被害を受けた。
 被害が大きかった矢目行政区長の奥山茂美さん(64)は「稲刈りがほぼ終わった直後のため肥料や飼料にする稲わらが水田にあった。水を吸って泥やごみが交じっており、処分するしかない」と顔を曇らせる。
 名蓋川と北を流れる多田川の堤防を背にして住む無職遠藤清行さん(79)方では14日、敷地内に水深30センチ以上の水がたまり、大量の稲わらが浮かんでいた。遠藤さんは熊手で稲わらを集めながら「水を吸ってかなり重さがあり、処理に困っている」と話す。
 市環境保全課は「業者に発注して被害が大きかった地域から稲わらを集める検討をしている」と説明する。県は名蓋川の決壊した2地点で土のうを積む応急処置をした。


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2019年10月16日水曜日


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