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七北田川氾濫 削られた農地に土運ぶ 仙台・泉

耕作放棄地から土を運び、畑を耕す農家ら=15日午後3時20分ごろ、仙台市泉区野村地区

 仙台市泉区野村地区の長命橋付近では15日、周辺の農家が七北田川の氾濫で被害が出た農地の復旧作業を進めた。流失した土壌を補うため、耕作放棄地から手作業で土を運んでいた。
 同地区では、畑の水はほぼ引いたが、氾濫による土壌の流失が新たな問題となっている。一部の畑では土地の陥没も確認された。農家らは耕作放棄地からバケツで土を運び入れるなど復旧作業に汗を流した。
 近くの農家男性(80)は「長く住んでいるが、こんなに土が削られるのは初めて。元に戻るには長い時間がかかりそうだ」と話す。
 作物被害に加え、物置やビニールハウスの破損や流失も相次いだ。
 約30アールの畑で大根やホウレンソウなどを栽培する越前尚治さん(74)は物置に水が流入した。「畑の通路を直したいが、スコップなどの道具が流されてしまい作業が思うように進まない」とうなだれる。


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2019年10月16日水曜日


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