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被災地あす再び大雨 土砂災害に警戒を

 仙台管区気象台は17日、前線や低気圧の影響で、東北では週末にかけて再び大雨となる恐れがあると発表した。台風19号による大雨で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害や洪水が発生する危険性があるとして警戒を呼び掛けている。
 管区気象台などによると、雨は18日夜から降り始め、19日は岩手、宮城、福島各県内の広い範囲で大雨となる。18日午後6時からの24時間予想降水量は多い所で宮城県と福島県浜通り150〜100ミリ、岩手県と福島県中通り100〜50ミリ、福島県会津で50ミリ。
 仙台管区気象台と福島地方気象台は当面、洪水警報・注意報の発表基準を引き下げて運用する。管区気象台は「多くの河川が氾濫し、堤防が損傷した地域もある。洪水の危険度も高まっており、気象や河川の情報に引き続き注意してほしい」と訴えた。
 自治体も警戒を強めている。宮城県丸森町では台風19号の豪雨で氾濫した河川の川底に土砂が堆積し、「底上げ」された状態。週末の雨で増水や氾濫の恐れがあるとして、町は17日、自衛隊に堆積した土砂の撤去を要請した。
 土砂災害にも備え、町は18日朝から、防災無線や行政区長らへの電話連絡で警戒を呼び掛ける。
 台風で自宅が1.4メートルほど浸水した丸森町鳥屋の無職安斎より子さん(85)は「家の片付けを昨日始めたばかり。雨で作業が進まなければ、いつまでも自宅に帰れない」と話した。


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2019年10月18日金曜日


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