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吉田川と阿武隈川 きょうまでに仮設堤防設置

急ピッチで復旧工事が進む決壊した堤防=17日午前11時35分ごろ、宮城県大郷町粕川

 東北地方整備局は17日、台風19号による増水で堤防が決壊した宮城県大郷町の吉田川と、福島県須賀川市の阿武隈川で、仮設堤防による決壊箇所の閉鎖が18日までに完了すると発表した。
 吉田川では17日に開口部をふさぐ応急作業が終わり、19日にかけてさらに土を盛る。左岸が約50メートル決壊した須賀川市浜尾では、18日に盛り土の工事が完成する見通しになった。
 2カ所とも10月末ごろまでに鋼製の仕切り板を設け、応急復旧工事の完了を目指す。本格復旧は専門家らによる委員会で工法などを検討する。
 同局は、吉田川と阿武隈川流域の浸水面積の詳細も公表。吉田川では宮城県大和町から東側で約5700ヘクタールが浸水した。堤防1カ所が決壊したほか、少なくとも8カ所で氾濫。住宅地を含む約1800ヘクタールで依然、浸水している。
 宮城県内の阿武隈川下流域は角田、岩沼両市や柴田、丸森、亘理各町を中心とした約9200ヘクタールが浸水し、田畑など約5300ヘクタールが残っている。福島県内の上流域は郡山、須賀川、二本松、伊達の各市などの約3400ヘクタールが水に漬かった。


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2019年10月18日金曜日


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