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台風19号 宮城県内の浸水2000棟超える、土木被害は150億円に

ようやく床下まで水が引き、本格的に片付け作業が始まった=17日午後2時55分ごろ、宮城県大崎市鹿島台大迫上志田

 台風19号の接近に伴い広範囲で浸水した宮城県内で17日、県警や自衛隊、消防が宮城県丸森町子安地区などで行方不明者の捜索を続けた。県のまとめで、浸水した住宅は床上、床下ともに1000棟を超え、道路や河川など土木関連の被害は約150億円に上る見通しとなった。

 県などによると、県内の死者は16人(17日午後8時現在)。23人が重軽傷を負った。3人が行方不明になっている。
 丸森町内を流れる内川に車が転落したとの情報があり、県警の警察官約100人が流域を捜索した。
 丸森町は、1階が浸水し休診している町国民健康保険丸森病院の被災を受け、町役場内に18日、医療救護所を開設する。
 住宅被害は全、半壊が各1棟、一部損壊が19棟、床上浸水が1284棟、床下浸水が1582棟。5市町の計18カ所に少なくとも669人が避難している。
 農業関連被害額は新たに農地の浸水などが明らかになり、27市町村で計38億6600万円となった。土木関連は判明分で、約146億700万円。
 県教委によると、17日に休校した県立の高校、特別支援学校は4校で、1校が始業時間を遅らせた。丸森、大郷両町で小学校9校と中学校2校が休校した。
 県内の三陸沿岸道は17日、歌津−小泉海岸インターチェンジ(IC)間の上り線が開通。同区間の下り線と南三陸海岸−歌津IC間の上下線で通行止めが続いている。


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2019年10月18日金曜日


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