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再び大雨の恐れ 宮城・丸森町で避難所増設

大雨を警戒し、住民が一時避難所に身を寄せた=18日午後5時15分ごろ、宮城県丸森町の伊具高

 宮城県内で再び大雨が降る恐れが強まり、台風19号による河川氾濫や土砂災害に見舞われた同県丸森町で18日、住民の不安が広がった。町内全域への避難指示は継続中で、町は改めて安全な場所への早期避難を呼び掛けた。
 町は同日、10カ所開設した避難所に加え、町内に一時避難所を含む3カ所を増設。午前中から防災無線や防災メール、住民へのチラシ配布を通じて身を守るよう促した。
 一時避難所となった伊具高体育館には、夕方までに約20人が身を寄せた。近所の無職引地リウ子さん(82)は「近所の人がいるので1人で夜を過ごさなくて済む」と安心した表情を見せた。
 保科郷雄町長は「大変心配だが、(関係機関の)協力を得ながら何とか乗り切る」と気を引き締めた。19日に予定していたボランティアの受け付けは20日に延期した。
 町では現在も約260人が避難所生活を送る。片付けや泥かきに追われる中での大雨警戒に、同町飯泉の会社員遠藤栄一さん(52)は「道路の土砂を取り除き、やっと通れるようになったばかり。また山から崩れてくれば、やり直しになる」とため息をついた。
 家族4人で避難する同町五福谷の無職引地五月さん(78)は「また川が氾濫するかもしれず怖いが、天気はどうしようもない。これ以上被害が出ないでほしい」と願った。


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2019年10月19日土曜日


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