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被災地に激しい雨 宮城など土砂災害に警戒

雨が降る中、復旧作業が進む吉田川の堤防=19日午前9時50分ごろ、宮城県大郷町粕川地区

 台風19号で甚大な被害を受けた東北の被災地は19日、前線を伴った低気圧の影響で激しい雨が降った。二次災害の心配から多くの被災者が避難所に身を寄せた。警察や消防などによると、正午までに新たな土砂崩れや河川氾濫の情報はないという。

 仙台管区気象台によると、18日夕方の降り始めから19日午前11時までの総雨量は栗原市駒ノ湯で65.5ミリ、仙台58.5ミリ、宮城県丸森町筆甫42ミリ、大崎市鹿島台40.5ミリなど。仙台では平年の10月1カ月分の雨量のほぼ半分に達するなど大雨となった。
 仙台市は一時、青葉区八幡7丁目の19世帯に避難勧告、市内全域の土砂災害危険箇所などに避難準備・高齢者等避難開始を出して警戒を呼び掛けた。
 市危機管理課によると、全5区の計157カ所に開設した指定避難所には最大92人が身を寄せ、午前9時時点で35人が避難を続けている。雨による大きな被害の報告はなかったという。
 台風による被害が甚大な宮城県丸森町や大郷町でも新たな被害を心配し、被災者が避難所に集まった。被災した住宅の片付けなど災害ボランティアの活動は中止が相次いだ。
 気象台は、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところや増水している河川があるとして、土砂災害や河川の氾濫に注意するよう呼び掛けている。


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2019年10月19日土曜日


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