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仙台市食料備蓄庫が浸水 段ボール600箱廃棄か

備蓄食料や飲料水を詰めた段ボールがぬれ、荷崩れして散乱する倉庫=仙台市宮城野区日の出町(市提供)

 台風19号で仙台市宮城野区日の出町の市有倉庫が浸水し、災害用備蓄食料が一部使えなくなったことが、市の被害状況調査で分かった。ご飯やカレーなどを段ボールに詰めて保管していたが、約600箱が水浸しになった。市は廃棄を含め処分方法を検討している。
 市防災計画課によると、倉庫は市が食料や毛布を分散備蓄する拠点の一つで、日の出町は平屋建て。12日夜から周辺が冠水し、倉庫にも雨水が流れ込み、床上30〜50センチまで浸水した。積み上げられた段ボールが水分を含んで荷崩れし、被害が拡大したとみられる。
 アルファ米8250食、味付きご飯4020食、アルファ粥4000食、レトルトカレー2820食、ようかん5700個、クラッカー7700個、ペットボトル入り飲料水の一部が浸水した。プラスチック製の包装がされており、中身に影響はないと思われるが、市は衛生面などを考慮し、再利用しないと決めた。
 市内は18日夜から19日にかけ、前線や低気圧の影響で再び強い雨となった。市は全域157カ所の指定避難所を開設し、一部地区には避難勧告を出したが、備蓄食料の浸水による直接的な影響はなかったという。
 市防災計画課の担当者は「次の災害に備え、備蓄食料は速やかに補充する。分散備蓄の場所に関しては再検討したい」と話した。


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2019年10月20日日曜日


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