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東北の住宅浸水、2万5000棟超 宮城・丸森など5市町、全容不明

台風19号による豪雨で冠水した住宅地=13日午前8時ごろ、仙台市宮城野区白鳥地区

 台風19号で浸水被害を受けた住宅が岩手、宮城、福島3県で少なくとも2万5000棟を超えることが19日、被災市町村への取材で分かった。役場周辺が水没した宮城県丸森町など5市町は概数も把握できない状況で、被害総数はさらに増える。
 18日までに災害救助法が適用された3県の99市町村に床上・床下浸水の棟数を尋ねた。77市町村で計2万5364棟が水に漬かり、県別では宮城1万5695棟(31市町村)福島8564棟(37市町村)岩手1105棟(9市町村)だった。
 被害の内訳は床上3658棟、床下1万3203棟。床上か床下の判定ができていない住宅も8000棟以上あった。現時点の概数で回答した自治体も目立った。
 被害が大きい自治体では調査が難航しており、丸森町と宮古市、郡山市、いわき市、本宮市の5市町は概数も把握できていない。いずれも河川の氾濫などで広範囲に浸水した。
 市町村別では石巻市(床上・床下計9537棟)が最も多く、須賀川市(事業所なども含む概数で計4000棟)伊達市(計1258棟)などが続いた。
 河川の氾濫が相次いだ阿武隈川や吉田川の流域などで大規模な浸水が起き、豪雨に見舞われた沿岸部でも被害が拡大した。
 残る17町村は道路が崩れるなどの被害はあったが、家屋の浸水被害はなかった。


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2019年10月20日日曜日


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