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学びやに歓声戻る 宮城・大郷小中学校、1週間ぶりに再開

再開された授業で、担任教師から台風被害の様子について話を聞く児童たち=21日午前8時40分ごろ、大郷小

 台風19号による被災の影響で休校していた宮城県大郷町の大郷小(児童392人)と大郷中(生徒192人)が21日、1週間ぶりに再開した。秋晴れの下、子どもたちが元気に登校し、久々の再会に声を弾ませた。
 町内4小学校が統合し2012年に開校した大郷小は、児童の3分の2がスクールバスで通う。この日も午前7時40分すぎから地域別に走るバス7台が続々と到着。子どもたちはバスから降りると、ランドセルを揺らして友達と校庭を駆けだした。
 臨時の朝会が体育館であり、冒頭に全員で静かに黙とう。佐々木勝美校長が「皆さんの家族や町の人たちがみんなの命を守り、道も直して通学できるようにしてくれた。いつもと同じ生活をすることが大切」と述べた。「笑顔で頑張ろう」と呼び掛けると、児童たちは大きな声で「はい!」と答えた。
 同校では被災した児童が24人確認されており、スクールカウンセラーと連携して心のケアに当たる。ランドセルや体育着などが流された子も数人いたが、提供の申し出があり確保できる見込みという。
 大郷町教委は15〜18日、通学路の安全を確保するため大郷小中学校と大郷幼稚園を休校としていた。
 宮城県教委によると、台風19号の影響で休校中の丸森町の小中学校は23日に再開する予定。


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2019年10月21日月曜日


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