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不明男性の捜索続く 福島・川内

山道をかき分けて捜索に向かう福島県警双葉署員=20日午前11時ごろ、同県川内村

 福島県内で、台風19号に伴う県内最後の行方不明者となった男性(69)の捜索活動が続いている。20日は約180人態勢で福島県川内村を流れる木戸川の2カ所、川が注ぎ込む福島県楢葉町の木戸ダムの全域を捜索。川の下流からダムまでの山道を歩くなどしたほか、ダムでは福岡県警広域緊急援助隊などがボートで捜した。
 20日までに動員されたのは警察や消防、自衛隊など延べ約720人。活動地域は今後、ダムが中心となる。19日の雨によって生じた水の濁りが解消され次第、水位の低下を確認しながら潜水での捜索も行う。
 行方不明の男性は、川内村内でトンネル工事中の準大手ゼネコン「安藤ハザマ」の社員。福島県災害対策本部や同社によると、同村下川内で12日午後9時ごろ、男性の車が川に流されているのが見つかった。
 男性は当時、国道399号バイパスの十文字トンネルの工事現場で複数の同僚社員と作業中だった。現場を離れた際、川の氾濫に巻き込まれたとみられる。村内の社員寮から現場に通っていた。
 県内では18日、天栄村の小学4年の男児(10)の遺体が見つかり、行方不明者は男性だけとなっている。
(近藤遼裕)


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2019年10月21日月曜日


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