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郡山市議3人、災害のさなかに四国へ行政調査

 台風19号の災害対応に追われるさなか、郡山市の市議3人が会派の行政調査で四国に出向いたことが分かった。市民から「議員の資質が疑われる」と批判の声が上がり、会派は22日、七海喜久雄議長に謝罪した。
 調査に出掛けたのは市議会会派「緑風会」の所属議員4人のうち3人。16〜18日に高知、徳島両市の市役所などを訪れ、移動投票所の取り組みや駅前のまちづくり、サテライトオフィス誘致事業などを視察した。
 郡山市内は阿武隈川などの氾濫で浸水被害が広がり、6人が犠牲になった。参加した諸越裕氏は「地元は被害を受けず、各地区には他の議員もいるため行っていいと判断した」と説明。大木進氏は「れっきとした調査だが、批判は真摯(しんし)に受け止める」、名木敬一氏は「状況を把握し切れずに行ってしまい反省している」と述べた。
 会派会長の今村剛司氏は災害対応と情報収集のため参加を取りやめた。今村氏は「危機意識が足りないと批判を受けても致し方ない行動。強く引き留めるべきだった」と話した。
 22日には会派を代表して今村、諸越両氏が市議会を訪れた。七海議長は「事務局からも再三自粛するよう言われていたのにもかかわらず、行く選択をしたのは残念。議員の自覚を持って行動してほしい」と話した。


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2019年10月23日水曜日


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