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いわきで通水始まる 27日にも全域で 最大4万5400戸断水

後片付けが進む住宅で、勢いは弱いものの水道から水が出るようになった=22日午後0時40分ごろ、いわき市平下平窪

 台風19号の影響で約3万5900戸が断水したいわき市で22日、一部で通水が始まった。浸水した主力の平浄水場が応急復旧した。市は通水区域を順次、拡大する。順調なら27日ごろまでに全域で断水が解消する見通し。
 同市平下平窪の平浄水場は夏井川の氾濫で電気設備などが水没。市は部品の修繕や交換、水没しなかった機器を使う改造などで復旧を急いだ。22日朝、浸水被害が大きい下平窪で通水を開始。今後、平の他地域や四倉町、久之浜町・大久町に区域を広げる。
 床上浸水した下平窪の坂本雅美さん(70)方も22日、水道の蛇口をひねると水が出た。まだ水圧は低いが「給水所に何度も行かなくても家を片付けられる。水があれば住める」と話した。長男方から近く自宅に戻り、床張りの部屋で過ごして本格修繕を待つという。
 市内では最大約4万5400戸が断水。うち約9500戸は稼働中の浄水場の供給区域拡大で解消した。
 同様に断水した相馬市や新地町、南相馬市鹿島区では相馬地方広域水道企業団の通水作業が終わり、22日に全域で飲料用としても利用可能になった。


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2019年10月23日水曜日


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