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雨続き二次災害警戒 東北の被災地、一部に注意報

 台風19号で甚大な被害を受けた東北の被災地は22日、台風20号から変わった温帯低気圧や前線の影響で大気の状態が不安定となり、早朝から雨が降り続いた。宮城、福島両県の雨は23日未明まで続く見通しで、気象庁は二次災害への警戒を呼び掛けている。
 22日午後6時までの24時間降水量は宮城県丸森町筆甫で64.5ミリ、福島市鷲倉(わしくら)で52.0ミリを観測。警察や消防などによると午後6時現在、宮城、福島両県で雨による新たな土砂崩れや浸水被害の情報はない。
 23日の東北は明け方にかけて一部で雨が続く。次第に高気圧に覆われ午後は晴れや曇りとなる見通し。
 東北地方整備局は22日、丸森町中心部の新川と内川の合流地点と、大崎市鹿島台の吉田川堤防沿いにポンプ車を配備し排水作業に当たった。仙台管区気象台は午後、丸森町などに大雨・洪水注意報を発表。同町では消防団が各地を巡回するなど警戒を強めた。
 東北の死者は前日と同じ51人。内訳は岩手2人、宮城19人、福島30人。行方不明者は宮城、福島各1人。全国は共同通信の集計で死者が13都県の84人、不明者が9人とみられる。
 各省庁によると、3928人が避難所に身を寄せている。断水は4万2432戸。住宅被害は全半壊が14都県1627棟、一部損壊が28都道府県3138棟。床上浸水は16都県2万9428棟など。土砂災害は20都県で486件が確認され、堤防の決壊は7県の71河川135カ所。
 東北電力によると22日午後4時現在、停電は宮城85戸、福島21戸。


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2019年10月23日水曜日


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