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サケ定置網漁11日ぶり再開、500匹水揚げ 気仙沼・大川

修復した捕獲所(後方)で捕れたサケを水揚げする組合員

 台風19号による河川増水で捕獲所が流されるなどの被害があり、中断していた宮城県気仙沼市大川のサケの定置網漁が23日、再開した。11日ぶりの漁では、今季最多となる約500匹の採卵用のサケが水揚げされた。
 河口から3キロにある捕獲所では、設置されていた網や網を張るためのくい約50本が約100メートル下流に流された。近くの河川敷にある作業場にも浸水した。市内のふ化場に被害はなかった。
 気仙沼鮭(さけ)漁業生産組合が13日に復旧作業を開始。くいを再設置し、網を補修するなどして21日までに修復した。被害額は約100万円に上る。
 12日朝以来となる漁は午前6時前に始まった。組合員が作業船に乗り、次々とサケを水揚げした。雄198匹、雌290匹で、体長80センチ、重さ4キロが主体だった。
 漁のピークは11月中旬まで。組合は2万匹を捕獲して稚魚を育て、来春は900万匹の放流を目指す。
 管野幸一組合長(71)は「ようやく漁を再開できてうれしい。目標よりも2、3割は漁獲量が減る可能性はある」と話した。


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2019年10月24日木曜日


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