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セラピードッグが被災者癒やす 岩手・釜石の災害公営住宅訪問

犬との交流を楽しむ災害公営住宅の入居者

 東日本大震災や台風19号の被災者を「セラピードッグ」との触れ合いで癒やそうと、日本レスキュー協会(兵庫県伊丹市)の支援チームが23日、釜石市の災害公営住宅「只越復興住宅」を訪れた。
 セラピードッグは「にこり」「龍馬」「けんた」の3匹。入居者ら10人は「かわいいね」「孫の名前と同じだ」と言いながら、優しく体を預ける犬と交流した。協会の釜石訪問は今年で5年目。「この犬、私を覚えている」と再会を喜ぶ場面もあった。
 只越復興住宅は台風19号でエレベーターが停止し、1階の物置が浸水した。5号棟自治会長の臼沢正治さん(72)は「久しぶりに犬と遊べるのを皆さん楽しみにしていた。震災に続く災害で疲れた心が楽になった」と感謝した。
 協会の赤木亜規子さん(40)は「被災のつらさが少しでも和らぐのならうれしい。震災被災地の復興は進んでいるが、要望がある限り訪問を続けたい」と話した。協会の一行は24日まで滞在し、市内計4カ所を訪問する。


2019年10月24日木曜日


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