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公立病院再編「公表唐突だった」仙台での意見交換会で厚労省謝罪

 厚生労働省は23日、再編・統合を促す公立病院名の公表を巡り、東北6県や市町村、対象とされた医療機関の関係者らとの意見交換会を仙台市内で開いた。約200人が出席し、同省の迫井正深大臣官房審議官は冒頭、「公表の仕方が唐突だった」と謝罪した。
 厚労省の担当者が病院名の公表で参考にした診療実績データの算定方法や、見直しが特に必要と判断された地域を「重点指定区域」に設定する方針などを説明。必要に応じて都道府県単位の聞き取りを実施する意向も明らかにした。
 各医療圏の実情を踏まえていないとの批判についても「機械的な算定だった。地域の実情を丁寧に聞き取りたい」と釈明した。
 意見交換では、出席した20人以上から発言があった。職員や患者の間に不安や混乱が広がっていることへの不満が多く、福島県内の病院職員から「既に看護師の引き抜きが起きている」といった声も上がった。
 参加した秋田県の医療政策担当者は、取材に対して「住民の間に広まった誤解をどう解くかが課題だ。現場の声を聞きながら議論を進めたい」と話した。


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2019年10月24日木曜日


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