広域のニュース

東北・9月の百貨店売上高18.8%増 消費税増税前の駆け込み需要反映

 東北百貨店協会は9月の百貨店(9社15店)の売上高概況をまとめた。消費税増税前の駆け込み需要を取り込み、前年同月比18.8%増の133億7800万円と2カ月連続のプラスとなった。伸び率は19.5%だった前回増税前(2014年3月)と同水準だった。
 衣料品は10.4%増の39億600万円。婦人服は冬物を一足早く店頭に並べ、9.5%増。高額なウールコートやダウンウエアが好調だった。羽毛布団などの寝具も動いた。
 雑貨は52.6%増の29億5600万円と大幅に伸びた。高額ブランドの貴金属や腕時計がよく売れたほか、化粧品のまとめ買いも見られた。外商顧客を対象とした催事を前倒しして開催した店もあり、全体を底上げした。
 軽減税率の対象品が含まれる食料品は0.3%減の31億9200万円と横ばいだった。敬老の日やお彼岸に合わせて提案した商品が振るわなかった。
 地区別は仙台が23.1%増、仙台以外は14.8%増。増税前の買い物を促すため、ポイント施策や催事を実施した店が売り上げを大きく伸ばした。仙台の外国人観光客の免税売上高は30.0%減の2000万円。中国人が41.4%減ったことが要因とみられる。
 協会の担当者は「特に最終週は駆け込み需要が顕著だった。10月以降は反動減が避けられず、年末のイベントに向けて回復できるかがポイントだ」と話した。


関連ページ: 広域 経済

2019年10月24日木曜日


先頭に戻る