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野蒜の自然再生を 東松島市と住友林業が植樹

被災地の自然再生の思いを込め、苗木を埋める参加者

 東日本大震災の津波で被災した宮城県東松島市の野蒜海岸周辺の自然を再生しようと、住友林業(東京)と市は23日、クロマツなどの植樹活動を始めた。海岸西側の二線堤に5年間で約3000本を植え、奥松島の景観復活を目指す。
 同社の社員や地域住民ら約140人がボランティアで参加。のり面約1500平方メートルをくわで掘り、クロマツのほか、宮戸島で採取した種で育てたシロダモやヤマザクラなど計6種類の苗木630本を植えた。毎年600本ほど植樹し、5〜10年程度続ける方針。
 参加した住友林業仙台支店の小野亮子さん(25)は「地中に大きな石があり、耕すのが大変だった。木をたくさん植えて自然豊かなまちにしたい」と語った。
 同社と同市は2012年7月、復興支援協定を締結。松林が被災した野蒜海岸周辺で17年に試験植樹を始めた。


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2019年10月25日金曜日


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