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陸前高田に農業観光施設 ワタミが被災跡地活用へ 21年3月開業予定

ワタミオーガニックランドの完成予想図

 陸前高田市は24日、東日本大震災の被災跡地約23ヘクタールを利用して農業観光施設「ワタミオーガニックランド」の整備を計画している外食チェーン大手「ワタミ」と連携協力協定を結んだ。震災から10年となる2021年3月11日の開業を予定している。
 運営子会社を設立して農畜産場を整備し、観光客の農業体験を受け入れる。食品加工場では地元の農畜産物や魚介類も使って商品を開発し、国内外での販売を目指す。
 養鶏場や卵の加工場、物販、レストランの整備から着手。毎年3億円を投資し、20年かけて施設全体を完成させる計画だ。障害者も含めて最大100人規模の地元雇用を創出し、年間50万人の来場者を見込む。
 用地は中心市街地に近い今泉北地区を賃借する。くぼ地で土地利用が課題になっていた。市が防災集団移転の元地などを買い取って基盤整備する。整備事業費は22億円を見込む。
 調印式で市参与でもあるワタミの渡辺美樹会長は「もうけることはあまり考えていない。地元の納得を得ながら地方創生の成功モデルを目指したい」と話した。


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2019年10月25日金曜日


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