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武家に伝わる公家文化ずらり 米沢・上杉家特別展 あすから後期

後期でも展示されるきらびやかな十二単の復元装束

 米沢市上杉博物館で特別展「上杉家 武家の文化 公家の文化」の前期の展示が行われた。展示品を前後期で入れ替え、26日に後期が始まる。11月24日まで。
 前期の特別展は、勢力拡大を図ろうとした米沢藩主、上杉家が代々受け継いできた美術工芸品や文芸書、刀剣、装束などの歴史資料から、武家にもたらされた公家の文化を紹介した。
 国宝「上杉家文書」の中からは、2代藩主上杉定勝が朝廷に綿などを献上したことに対して、後水尾天皇が満足の意を示した文書とされる「後水尾天皇女房奉書」を初めて公開した。「切封」と呼ばれる書状の封じ方が特徴。宮中で天皇に接する際に着用されたきらびやかな十二単(ひとえ)「女房装束」も復元し、飾った。
 今年は初代藩主上杉景勝の執政直江兼続の没後400年。米沢藩士らが200回忌に直江の業績をたたえて詠んだ和歌「祭直江達三君詩歌」が初公開された。
 後期展示では、同じく200回忌に藩士らが詠んだ漢詩が公開される予定。


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2019年10月25日金曜日


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