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宮城・利府の新幹線車両センターで一部床下浸水 仙石線基地、車両の高架避難も検討

 JR東日本仙台支社は25日の定例記者会見で、仙台市宮城野区にある仙石線の車両基地が市の洪水ハザードマップで最大3メートル未満の浸水予想区域に立地していることを明らかにした。台風19号で長野市にある北陸新幹線の車両基地が浸水した被害が出ており、今後対応を検討する。
 宮城野区福田町の仙台車両センター宮城野派出所は仙石線に接続し、同線の全車両を管理している。水害対策のマニュアルなどは定めていない。
 台風19号で被害はなかったが、坂井究仙台支社長は「リスクが高まれば車両を高架に避難させる措置も検討する」と説明する。
 JR東日本所有の全新幹線のメンテナンスを担う新幹線総合車両センター(宮城県利府町)は、最大5メートル未満の浸水域。1979年の開設時に5.7メートルかさ上げしたが、台風19号で一部施設に床下浸水があった。
 さらに、駅施設にも影響が及んだ。東北新幹線白石蔵王駅(白石市)が冠水。仙台駅(仙台市)は地下南口改札の地下通路が約70センチ浸水した。2015年9月の浸水被害を受けて排水ポンプを設置していたが、豪雨により排水が追い付かなかったという。
 坂井支社長は「河川氾濫や豪雨による冠水など、求められる対応は状況により異なる。各自治体のハザードマップと最新の情報を基に、全社的に対応を検討していく」と話した。


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2019年10月26日土曜日


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