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災害ごみ山積み 集積作業が本格化 大崎・鹿島台の志田谷地地区

次々と震災ごみが運び込まれる集積場=25日午前11時45分ごろ、大崎市鹿島台大迫

 台風19号による吉田川の堤防決壊で水没した宮城県大崎市鹿島台の志田谷地地区で、災害ごみの集積作業が本格化している。家屋周辺の浸水が解消した23日以降、片付けが進み、災害ボランティアの必要性も増している。
 市によると、同地区のごみの一時保管所は市内3カ所。集められたごみは25日正午現在、計700トン以上に上るという。志田谷地公園の保管所は22日に設置されて以降、少なくとも約300トンのごみが集まり、ショベルカーで種類別に分けるなどの作業が続く。市は今後のごみの総量の算定を進める。
 トラックでごみを運び入れた男性は「ようやく家の片付けに目星が付いた。早くごみを処分し、復旧を急ぎたい」と話した。
 大崎市社会福祉協議会が同市鹿島台の鎌田記念ホールに開設した災害ボランティアセンターには連日、150人ほどのボランティアが集まり、志田谷地地区で活動する。25日には、家財道具の搬出を手伝った。
 市社協鹿島台支所長の武田正弘ボランティアセンター長によると、冷蔵庫や畳など大きな家具の運び出しは一定のめどが付いたが、まだ家の敷地に寄せたごみが多く残っているという。
 今後は生活支援や住民の話し相手などボランティアのニーズは多岐にわたる。武田さんは「まだ搬出作業の人員が足らず、ボランティアは常に必要。ぜひ参加してほしい」と訴える。


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2019年10月26日土曜日


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