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台風被災地で土砂崩れ 宮城で住宅浸水、冠水も相次ぐ

未明まで降り続いた豪雨で冠水した住宅街=26日午前10時30分ごろ、宮城県丸森町飯泉地区

 低気圧の影響による豪雨に見舞われた宮城県内では一夜明けた26日、台風19号豪雨の被災地などで土砂崩れや住宅の浸水などの被害が明らかになった。運転を見合わせていた東北線、仙山線など在来線は午前8時ごろまでに運転を再開したが、一部区間で運休が続いている。
 丸森町では土砂崩れや道路の一部崩落、倒木などが相次いだ。阿武隈川支流の新川流域にある竹谷地区などが再び浸水した。
 台風19号で自宅が約1.8メートル浸水した会社員吉野貴宣さん(45)は「また泥が積もった。作業を進めなければいけないが、気持ちの整理が追い付かない」と途方に暮れていた。
 県道名取村田線は名取市高舘川上で土砂崩れが起き、通行止めになった。仙台市中心部でも冠水が相次ぎ、青葉、太白、泉各区に市が開設した計91カ所の避難所には最大124人が身を寄せた。
 気象庁によると、県内の26日午前11時までの24時間降水量は丸森町筆甫150.5ミリが最も多く、亘理146.0ミリ、岩沼144.0ミリ、仙台98.0ミリなど。
 JR東日本仙台支社によると、26日は常磐線山下−原ノ町間が線路下の盛り土が流出した影響で終日運休する。運転を再開した東北線など在来線も本数を減らすなどしたため上下55本が運休し、約1万8000人に影響が出た。
 東北電力によると、25日夜〜26日午前に青森、岩手、福島3県で延べ4100戸が一時停電した。


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2019年10月26日土曜日


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