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台風被災地狙う犯罪多発 福島県警が注意呼び掛け 空き巣被害や特殊詐欺など発生

 台風19号の被災者を狙ったとみられる犯罪が福島県内で相次いでいる。避難や復旧作業中の留守宅を狙った空き巣被害や、支援金の受給を促して手数料の支払いを求める特殊詐欺などが複数件発生。県警は被災地に注意を呼び掛けている。
 郡山市では18日、横塚、昭和、若葉町の3地区で空き巣が4件相次いで発生。郡山署によると、このうち2件は一戸建ての1階部分が浸水するなどした被災住宅で、現金や懐中電灯などが盗まれた。市内ではほかにも複数件の空き巣被害が確認されている。
 本宮市中心部でも住宅侵入被害が1件あった。郡山北署によると19〜20日、浸水した住宅の1階物置に長靴のような足跡があるのを家人が見つけた。窃盗被害はなかった。
 県警は家を空ける際の施錠や、被災地で訪問者に出会ったときの身元確認の徹底を呼び掛けている。
 須賀川市では23日、浸水被害を受けた50代の男性宅に「県庁安全対策本部」を名乗る男から、「支援金を支給するから口座の暗証番号を教えてほしい」と電話があった。
 県災害対策本部の担当者によると、本部から被災者に補助金や支援金を直接案内することはなく、罹災(りさい)証明申請・交付も窓口と郵送に限られる。担当者は「少しでも怪しいと思ったら電話を切って市町村に問い合わせてほしい」と話した。


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2019年10月26日土曜日


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