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最後の訴え街で被災地で 宮城県議選舌戦に幕、きょう投票

繁華街で通行人に支持を呼び掛ける候補者=26日午後4時50分ごろ、仙台市青葉区

 県議選(定数59)は27日、投票が行われ、即日開票される。無投票の8選挙区(計16人)を除く15選挙区の43議席を巡り、計63人が9日間の舌戦を展開した。選挙戦最終日の26日は各候補が街頭を駆け回り、東日本大震災からの復興の在り方や台風19号の被災地復旧などを訴えた。
 無投票の選挙区を含む立候補者は党派別に自民31人、立憲民主8人、国民民主1人、公明4人、共産9人、社民1人、無所属25人。新旧別は現職49人、元議員3人、新人27人。
 26日は各地の商店街や住宅地に候補者の声が響いた。沿岸部の自民現職は地元の集会所で開いた最後の個人演説会で「復興を完遂し、地方の大きな課題である人口減少の解消に挑む4年にする」と力を込めた。
 仙台圏の立民現職は買い物客でにぎわう繁華街などで街頭演説。水道事業の運営を民間に委ねる県の施策に対し「命と暮らしを守る県政にする」と宣言した。
 「必勝」の鉢巻きを締め、自転車で選挙区を駆け抜けたのは公明現職。商業施設近くで「残りはあと数時間。皆さんの力で勝たせてください」と絶叫した。
 台風被災地を抱える共産現職は、防災服で地域を回った。街頭では聴衆に駆け寄り「力を貸してください」と握手。「政治の方向を変える」と強調した。
 社民現職は地元の市民センターで最後の個人演説会に臨み「選挙戦を乗り越え、再び仕事をさせてほしい」と懇願。議席死守に向けて深々と頭を下げた。
 「原発に依存しない社会を実現する」と声をからしたのは内陸部の無所属現職。高齢化が進む農村の実態を踏まえ「子育てしやすい地域を目指す」と叫んだ。
 17日現在の有権者は193万7641人。前回の同時期に比べ2万9621人増えた。


2019年10月27日日曜日


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